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投信を柱とするリテールビジネスは大きく、企画/マーケティング、セールス、運用という3つの業務から構成される。 組織としても大きくはこの3部門に区分されていることが多い。
商品の骨格が固まると、設定された投信に投資家を募り、資金を集めるセールス部門の出番となる。 セールスには2つのルートがある。
まず1つは、投信会社自らが個人顧客にアプローチする直販である。 電話で顧客へのコンサルティングを行うコールセンター、ファックス、インターネットなどが中心である。

F.Iは1998年4月より、電話による通信販売を開始した。 コールセンターを、単なる申込みや問い合わせの受付オペレーターと考えるのは大間違いだ。
顧客との短い接点の中から、いかに顧客の投資ニーズを引き出し、どの程度のリスク許容度があるのかを見極め、顧客に適したファンドを紹介することが求められる。 ダイト.マーケティングやカスタマー.リレーションシップ.マーケティング(CRM)といった、先端的なマーケティングスキルが必須である。
実際、Fデリティでは、コールセンターのテレホン.レップと呼ばれる職員からキャリアアップしてエクゼクティブになった例も数多い。 もう1つはチャネル販売である。
提携している証券会社の店頭や、今は「間貸し方式」で行われ、1998年12月より本格的な窓口販売が解禁になる銀行、あるいは投信会社の証券子会社を通じて、商品を販売する。 ここでの仕事は、ひと言でいえば、今どのようなファンドを作ってどのように顧客にアピールすれば売れるのか、を考えることだ。
たとえば、円安のときは外貨建てのファンドを、日本の金利が低いときは外債のファンドを、というように、投信のパンフレットに記載されている程度の大枠の商品内容を決める。 その際には、販売チャネルとして取引のある証券会社や銀行の担当者から情報を収集し、また自らマーケットリサーチをする。
こうしてまずは、次に売り出す投信の、商品としての骨格を固めていく。 次に、この商品を顧客に訴えかけるのにどのような方法が良いのかを考える。
新商品はネーミングをはじめ、広告宣伝における媒体選びや媒体による宣伝内容などを企画する。 商品コンセプトと販促のコンセプトを作るのが、企画/マーケティングの仕事である。
投信が企画され、ダイRトチャネル、あるいは証券会社や銀行などのチャネルでの販売を通じて投資家から資金が集まると、運用部門の出番となる。

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